仕事内容を詳しく見てみよう

仕事内容を詳しく見てみよう

SAPコンサルタントの仕事内容について、フェーズごとに詳しく紹介します。

導入

導入

SAPコンサルタントの仕事内容としてまず挙げられるのが、システム導入時のサポートです。要件定義や業務分析、ソリューション提案、システムの構想策定などを通じて導入をアシストします。SAPに関する知識だけでなく、クライアントのニーズを汲んでそれに合ったシステムを構想する力や、そのためのコミュニケーションスキルが求められます。

カスタマイズ

導入するシステムの内容が決まったら、それに合ったSAPを構築していきます。SAPにはテンプレートが豊富に用意されていますが、クライアントのニーズによってはオリジナルの機能を実装しなければならないケースも少なくありません。その際には、最適なモジュールを使用するためのマスタ登録やパラメーターの設定が必要です。足りない機能をカスタマイズし、アドオン開発することもSAPコンサルタントの仕事内容に含まれます。今後長らく使用を検討するシステムなので、クライアントのこだわりも強くなるでしょう。こうしたアドオン開発は、アップデート対応やバグに関する知識、いざという時の対応策なども含めて考えなければなりません。
また、アドオン開発にはSAP独自のプログラミング言語であるABAPの知識も必要になります。SAPの機能を拡張して使用するためには必要不可欠なものです。なお、ABAPはイベントドリブン言語に分類されます。ABAPはシステムがより多くのタスクに対応するための役割を果たします。標準機能では対応できない独自の処理を可能にすることによって、企業の業務効率化や合理化に大きく貢献します。SAPの機能に依存する形で開発されるので、バージョン管理にも対応できます。また、セキュリティ機能もあるため、セキュリティポリシーや法規制に対応する開発にも用いられます。

運用保守

システムの運用を開始した後も、SAPコンサルタントの仕事は続きます。システムが問題なく稼働するように運用保守に努めなければなりません。特に、運用開始直後はユーザーがシステムの操作に不慣れなので、サポートをする機会が多くなります。また、稼働中に不具合が起こった際のヘルプデスクの設置など、各種体制を整える必要もあるでしょう。新規システムの開発を受注する可能性もあります。設計・開発時に作成した情報の整理や今後の対応事項をまとめるなど、事務的な作業も発生するでしょう。
このように、SAPコンサルタントの仕事内容は多岐に渡ります。高いレベルの知識と技術が必要な仕事ですが、それゆえ専門家を求めている企業にとって非常に貴重な人材となれるでしょう。